昨年末の衆議院選挙では、最後までどこに入れるか迷ったくらいだから、正直いえば、あまり政治家に期待してなかったと思う。
どこがやっても、だれがやっても、それほど現状が変わる気がしなかったから。
それでも一昨年のワールドメイトの神事で、昨年末に日本に旭が現れると、要するに日本に希望の光が見えてくると聞いていたから密かな期待は持っていたけどね。
結果から見ると自民党政権になって、何もかもとはいわないけど、かなり現状が変わりだしている。
もちろん、まだ始まったばかりなので何ともいえないけど、重要かつ緊急の課題だった経済再生と、安全保障に関する外交において、すでに成果が出はじめている。
今回の政権交替後初の日米首脳会談も、中国をのぞけば、おおむね内外の評価は高かったようだし。
その首脳会談で安倍総理は、「日中関係をエスカレートさせるつもりは無い」と明言したけど、同時にワシントンの戦略国際問題研究所での演説では、「私たちは自身の力によって、しっかりと日本固有の領土を守っていく」と言っていた。
また「米国に尖閣についてこれをやってくれ、あれをやってくれと言うつもりはない」とも言っている。
最終的にしっかりと日米間の絆を取り戻せたことを、世界にアピールできたように思う。
そういう意味ではかなり成功だったのだろう。
安倍政権の外交の印象として、今のところバランス感覚のある現実に即した対応をとっているように見える。
また、上手に政府の考えや情報を発信しているようにも感じる。
久しぶりに政治に明るい展望を感じるからか、支持率もどんどん上昇しているようだしね。
そういう結果からいくと、昨年末の衆議院選挙の結果は、あれで良かったんだなと思えてきた。
考えてみると、つい半年前でも、安倍さんが首相に返り咲いて、国民からこんなに支持されるなんてことを、だれも想像してなかったと思う。
でもこれがワールドメイトで2年前からいわれていた、日本に旭が現れるということだったんだろうね。
もちろんこの先、本格的に中国や韓国、あるいはロシアとも首脳会談が再開される見通しのようだけど、難しい駆け引きや外交交渉が続くのだろう。
まったく予断を許さない状況だし、一歩間違えば、どんな最悪なことが待ち受けているのか、ホントに緊迫していることには変わりない。
それでも堂々と真正面から首脳会談によって、未来への突破口をひらいていってほしいと思う。
今の安倍政権なら、きっとそれをやれそうな気がするから。
なにか強い勢いのようなものを感じるし、日本復活の使命を背負い、強い決意と自信をもってやっている感じに見える。
それにやることなすこと、不思議なくらいツボにはまっている感じもするからね。
この先、世界情勢が日本有利になるよう、したたかに逞しく難局を乗り切り、素晴らしいといわれる日本になりたいよね。