ワールドメイトっぽい日々

人類の未来は地球市民としての自覚しだい!?

何気なく、タイトルに惹かれて読んだインタビュー記事が、なかなか興味深い内容だった。

 

 

読んでいてハッと思ったのは、以下のところかな。

 

――冷戦が終結してグローバリゼーションが一気に進みましたね。そこから第5の波が始まったということですか

1989年にベルリンの壁が崩壊し、第5の波が始まりほぼ30年経過した。人類の歴史を俯瞰して考えると多様性があるがゆえに発展してきた。多様性ゆえにイノベーション(技術革新)が起き、心豊かな人生を送ることができる。ところが多様性があるがゆえに壁ができ、対立し、戦争もする。殺し合いもする。

人類の歴史は多様性ゆえの発展であり、多様性ゆえの対立であり、戦争の歴史であったと言うことができる。人類の将来はこの多様性の壁を超えて、調和ある多様性を創造し、地球市民としての自覚を持った世の中を築くことができるかにかかっている。

それができなければお互い殺し合って最終戦争にいきついてしまう。それは歴史が教えてくれている。私はかねがね学問や芸術、スポーツ、科学技術は人類共通言語だと言ってきた。言葉や宗教、文化が違っても、人類共通言語があれば、多様性の壁を乗り越えてコミュニケーションをとれる。異文化を理解しお互い尊重し合うことができる。

新型コロナウイルス感染症も軽々と国境を越える、多様性の壁を超えることができる人類共通言語ということもできる。新型コロナウイルスは、われわれ人類にしっかりしなさいと言っている。もっと仲良くしなさいと教えてくれる。

人類共通言語によってお互いの違い、異文化、他人を理解し尊重して、お互いに自分自身の文化を誇りに思いながら協調する地球市民としての自覚を持たなければ未来はないというのが私の考えだ。

 

これ、深見東州先生が、スポーツや芸術、学問や教育の普及と実践を、世界規模で推進してこられているのは、そういう理由なんだということが別な角度から理解できた気がする。

何でそう思ったかというと、そもそもワールドメイトでは、宗教は神の一部に過ぎないと言われている。

宗教には宗教にしかできない役割があるけど、宗教だけが神ではなく、科学も芸術も神なのだと言われている。

 

神様には真(学術・科学・経営)善(宗教・スポーツ・教育・福祉)美(芸術)の3つの局面があり、これをバランスよく、全て行うことで神さまを正しくとらえ、取り次ぐことができるということで、深見東州先生もそうされてきた。

だけど、それは同時に、人類の平和・調和の鍵であり、人類の未来に大きく貢献できることなんだということが、スッと理解できた気がした。

 

 

奇しくもオリンピックが、間も無く開催されるけどね。

中には、スポーツなんて所詮は娯楽なんだから、娯楽のために感染で死ぬ人が出るのはおかしいと開催に反対する人も多いよね。

その気持ちもわかるし、感染拡大を抑えられないほどあまりに厳しい状況なら、それも仕方ないなと思うけど。

 

パラリンピックの競泳選手が、「開催するための努力は、自分たちの社会を取り戻す努力につながる。ウイルスを封じ込めていく努力と、ほぼイコールだと思う。僕らがやろうとする努力は、社会を良い方向へ向けていく努力であるはずだ」と語っていたけど、開催に向けた万全の努力が必要であり、大事な気がする。

 

スポーツを通じて「人々を幸せにし、より良くし、社会をより良くする」、というのは、深見東州先生が会長の国際スポーツ振興協会の目的になるけど、ホントにスポーツにはそんな力があるんだなと、今回のオリンピックがそんな機会になるといいけどね。

 

 

それから、先ほどの記事の第2弾も読んでみた。

 

 

今回も、いろいろと示唆に富むことが書かれていたけどね。

 

大学には哲学、歴史、数学などの基礎的学問をはじめ、人文科学や理工学、医学生物学など幅広い教養と専門性が求められる。専門性は知のフロンティアを切り拓くためには極めて重要だが、専門性だけだと全体像を見失う。

物事の本質を見極めるために哲学をはじめ基礎的な学問が必要だ。人間は何のために生きているのか。人類の歴史の流れはどうか。歴史の流れから未来はどうなるのかを大局的に見極めなければならない。

天文学や物理学、あるいは医学・生物学にしても宇宙はどこから生まれたのか?人間はどこから来て、どこに向かうのか? 命とは何か? 意識とは何なのか? これらの根源的な問いにぶつかる。今、人類は第5の波という歴史的な大変革期にある。

定常状態の時は普通にやっていたら良いと思うが、こういう世の中が大きく変化する時ほど物事の本質を見極める力が運命を左右する。物事を大局的に捉えて本質を追求する組織のみが、国家であれ、企業であれ、大学であれ、荒波を乗り越えて次の時代を切り拓くことができる。単に時代に流され、右往左往する組織は消えていく。

歴史には栄枯盛衰がある。モンゴル帝国も滅び、永遠のローマ帝国も大英帝国も過去のものとなった。栄枯盛衰は必ずある。第5の波は栄枯盛衰を引き起こす大きな力を有している。その過渡期としてアジアと欧米との力関係が激変するかもしれないが、歴史の流れは、世界は統一へと向かうことを示している。

 

物事の本質を見極めるためには、哲学をはじめ基礎的な学問が必要と書かれてるよね。

深見東州先生も、ワールドメイト会員には真実の学問を学ぶために、お釈迦様の説く無法の法、孔子の説く聖人に至る道、老荘の無為自然の大道をはじめ、優れた古典を読み学ぶことを勧められている。

 

たしかにそういう本を読み、ワールドメイトで学んできたことで、人間として大事なことを学べたのは間違いない。

そして社会や人生において、物事を少しは大局的に見ることができるようになったかなと、思うことがある。

 

さらに、以下のリーダー論にも、興味をひかれた。

 

組織のリーダーは、その組織の命運を握っていると言っても過言ではない。国、行政、大学、企業など、組織の大小や中身にかかわらず、リーダーの見識が、リーダーの物事の本質を見極める力と実行力が組織の運命を変える。

すべてのリーダーに共通して言えるのは、まず人が共感する理念を有すること。そして志。例えば自分の大学を世界大学ランキングのトップにしたいという志を立てても何のためにそうするのかという理念がないと、人が共感する理念がないとリーダーは務まらない。

志は高い方が良いが、何のための志かという理念がないとダメだ。自分の会社を世界で一番売り上げの多い会社にしたいと思っても、では何のためにするのか。総理大臣になりたいという志があったとしても、何のために総理大臣になるかという理念が必要だ。有名になりたいから、権力を握りたいから総理大臣になる、では誰もついてこない。

人が共鳴する、あの人についていったら素晴らしい、そのような理念を立てて志を遂げたらその理念に近づく、そういう理念を指導者は持たないといけない。

では、志が高くて理念があればリーダーとして合格なのか? 理念と志だけ掲げても本質をついた戦略と戦術がなければ机上の空論になってしまう。だからその志と理念を実現するためにどのような戦略でもって臨むのかを見抜く力が必要だ。そして戦略を実現するためにどのような戦術が必要かを考える組織を牽引できなければならない。

そのためにも志と理念は重要である。志が高く、理念が共感を呼べば人はついてくる。しかし、戦略目標が何かという点を見誤れば、いくら優れた戦術を立てても志を遂げることはできない。物事の本質を突く戦略を見極め、戦術を全員で考えようとする雰囲気を作っていかなければならない。

部下に対する思いやりも必要だ。志、理念、戦略、戦術、そして恕の心、これらの要素が、大学のみならず、あらゆる組織のリーダーに求められる。

 

この部分は、深見東州先生にそのまま当てはまる気がする。

深見東州先生の平和な世界をという志の高さは、今更いうまでもないけどね。

その理念というのか、根源となる動機も含めて、素晴らしいものがあるから。

 

そして、それを実行に移す行動力にいつも驚かされるし、圧倒されてしまう。

戦略や戦術という言葉がピッタリかどうかはわからないけど、着々と目標達成に向けて、実行されてきたのは間違いないと思う。

それら全てが、その活動を理解するワールドメイト会員にとっては、深見東州先生についていきたいと思う原動力になっているように感じる。

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