前回は、ワールドメイトで聞いた霊界の有様について、少し書いてみたけどね。
深見東州先生が監修されたアニメ「霊界の門」を見ると、さらにわかりやすい。
日本人には馴染みの深い、三途の川とかも出てくるから。
本当にあるから、それを霊眼で見た人などの言い伝えが伝承として残っているのかな。
もしかすると海外の人たちの場合は、また違うのかもしれないけど。
少なくとも日本では、49日を過ぎるとお迎えが来て天の八衢に行き、そこで野原を歩いていくと三途の川があり、それを渡るようだ。
そうすると生前の生き様によって、着てる衣の色が変わったりするらしい。
信仰に厚く、善徳を積んできた人は、紫色になるとかね。
そして生前の行いを全て鑑みて、それぞれにふさわしい、行くべき霊界が定められることになる。
そのあたりは、仏教やキリスト教なども、ある程度は似ているよね。因果の法則によって決まっているから。
それで、ワールドメイトで初めて聞いたのは、すぐに霊界に旅立つわけではないらしい。
天の八衢という幽界で、約30年くらいは過ごすことになるそうだ。
現世に染みついた垢を落とす期間と言われているけどね。
そもそも死んですぐに霊界に行く準備ができている人は少ないようだから。
突然、亡くなったりすることもあるからね。
当然、この世への未練もたっぷり残っているだろうし。
この天の八衢にいる間は、現実世界と近い関係にあるから、ある程度の交流も許されているらしい。
現実世界と交流するうちに、自分の死後、いろんなことに気がつかされることも多いようだ。
また家族の様子などを見たり、自分が亡くなったことによって、いろいろ感じることもあると思う。
子孫の側からすると、この期間は回忌供養を、仏式だと33回忌までは行う方が良いとされている。
亡くなって天の八衢にいる期間とほぼ同じだよね。
天の八衢にいる間に、しっかりとした供養を受けたり、いろいろと悟ることがあったりして、心の底から悔い改めたりすると、定められた霊界よりも良い霊界に変わることもあるらしい。
ただし、あくまでもこの期間は、幽界での修行を通して、だんだんと現実界の記憶が薄れていき、浄化されていくためにあるそうだ。
その人の心の奥の深い部分にふさわしい霊界に行くために、この世で染みついたさまざまな価値観とかが修正されたりするための期間になるらしい。
いろんな思い出なども整理されたり、清まっていくなどして、心の奥の深い部分以外のものが淘汰されていくと、霊界にいくための準備がととのっていく。
もしも天の八衢での修行が早く終わると、30年よりも早く、あらかじめ定められた霊界に旅立つことになるそうだ。
そして、本格的な霊界での修行がはじまるんだよね。
修行というと難行苦行に聞こえるけど、生前だったら、生きていることが修行というか、楽しいことも辛いことも、心の持ちようで全て修行なんだろうけどね。
そして、なかなか天の八衢での修行が終わらない場合は、それだけ期間も長くなってしまうらしい。
中には生きてる子孫に憑依したり、迷って浮遊霊になったり、地縛霊になってしまうケースもあるようだから、それだけは避けたいところだよね。
その場合、ワールドメイトで教えてもらった霊界法則を正しく理解していると、役に立つようだ。
執着心をなくすと軽くなって、霊体は上に上がっていけること。
慈悲の心であたたかい心になると、温かい水が上に昇るように、霊体も上がっていくし、逆に冷たい心だと下がっていくこと。
感謝の気持ちで明るい心になると、霊体は昇っていくし、逆に暗い心だと下へ下へと沈んでいくこと。
そのようなポイントをしっかりわかっていると、天の八衢での修行にも、大いに役に立つからね。
濁った水をしばらく置いておくと、余計なものが底に沈澱し、水が澄み切っていくように、霊体も30年くらい経つ中で、心の深い部分が現れ、霊界に行く準備が整うようだ。
とういう感じで、行き先が天国であれ、地獄であれ、中有霊界であれ、すぐに行くわけではないことを、ワールドメイトで初めて知った。