2019年のワールドメイトの正月神業が終わった。
昨年から特に強く感じていたことだけど、世界情勢はここにきていよいよ複雑に絡み合って、少し先のこともどうなるのかわからないような感じに思える。いつもそうだったのかもしれないけど、舵取りの難しい時代になってきたなと思ってしまう。
新聞やニュースを見ても、いろんな見方が書いてあり、何が正しいのかわかりにくいし、ぜんぶ間違ってるかもしれないし、予測が難しいことだらけで。
まぁ、そんな中でも、米中の貿易戦争の影響で中国の様子が変わり始めたこと。それでなくても中国は景気自体も厳しくなってるという話も出てるけど、最近は日本に対する接し方にも大きな変化が出ている。
あと、EU離脱のことで揉めに揉めてる英国だけど、日本とは日英同盟以来の親密な関係になりつつあるとか。
そして、中国とも蜜月関係を築き、EUを牽引してきたドイツのメルケル首相にも翳りが出始め、フランス政府もデモで大変窮地に陥っている。
これらは、グローバル化に対する反動によって起きてきたと言われているけどね。
アメリカのトランプ政権も、そんな反動の中で誕生したんだろうけど、こちらはこちらで危うい感じだけど中国や北朝鮮を変える可能性もあるし、何が幸いするのかわからないので、なんとも複雑な心境になる。
ただ、そんな世界の先進国が混沌とする中では、日本が、今のところ一番安定しているように思えるのは、気のせいかな。
まぁ、日本も、韓国との関係や、ロシアとの北方領土との交渉とか、北朝鮮の核廃棄のこともまだまだだし、中国の軍事大国化への懸念など、楽観できる要素はないけどね。
そのように一歩間違うと、たちまち困窮するような自体になりかねない危うい世界情勢の中で、これはもう祈り続けるしか無いかなと、ワールドメイトの神事中に、そんなことばかり考えていた。
深見東州先生は、実際にいろんな問題解決のために行動されるようになるのかもしれないけどね。
ワールドメイト会員は、身近な人たちの幸せから、人類の平和と幸せを願うしかできないだろうけど。でも、そんな風に願えるだけでも、本当はとてもありがたいことだなと、改めて感じる正月だった。
もし、ワールドメイトに入会してなければ、世界情勢のことにも、そこまで関心を持ってなかったかもしれないし。でも、政府に対してや、韓国や中国に対してとかには、何かと批判的なことばかり言う人間になっていたかもしれない。
まぁ、実際、韓国や中国には文句言いたくなるようなことが多いんだけど笑。
じゃあ、文句ばかり言ってないで、少しは解決するために、何か代わりにやれよと言われれば、何もできないし。だったら、良くなるように真剣に祈り続ける方がいい。
ワールドメイトで、祈ることの大事さを理解できるようになったし、そんな機会があることに対しても、感謝すべきことことだなって感じた。
それから今回のワールドメイトでのお話にも出ていたけど、外交というのは、こちらが55、相手が45くらいの割合で満足できる交渉が良いそうだ。それがこちらが70、相手が30だと、後から反動がきて、必ず問題が起きてしまうようだ。
そもそも交渉そのものが、互いに譲れない部分があったり、どこも国益を優先するから、そう簡単なことではないよね。
国の政策にしても、どんなに知恵を絞っても100%国民全員が満足できる政策なんてないしね。税金の問題なんて、特にそうだし。
よくて7割か6割の人が満足すればいい方だし、3割か4割の人は不満を持つけど、それでやるしかないんだなと思う。
もし8割の人が良くなるものなら、もっといいとは思うけどね。なかなかそんな政策は無いので、悪くなる人に対しては、別途、何かで対応をし続けるしか無いんだろう。
そういうことがわかると、外交にしても、国内の政策にしても、あまり文句ばっかり言ってもなぁと思えてくる。まぁ、言わないと、ますます悪くされることもあるから、ある程度は必要なんだろうけどね。
それと多数の意見が正しい場合もあるし、少数意見が正しいケースもあるだろうし。何が日本にとって良い結果になるのかわからない部分もある。
何れにしても、最終的にみんなにとって限りなく満足できる結果になるには、それはもう人の知恵や交渉だけでは無理なのかも。
どこかで誰かが、みんなが幸せになる願いを中心にすえて祈らないといけないんだなって思う。
これだけ世界が複雑になってきて、自国最優先で考える風潮が強くなってきたからこそ、そんなことを、改めてワールドメイトの神事中に思った。