今年のワールドメイトの正月神業、節分大祭を受けての神事も終わり、次はゴールデンウィークになるのかな〜。
その間、景気の動向も、実感としてはまだまだなんだけど、気分的にはすこし良くなってきた気はする。
実際のところ大手企業になると、確実に良くなっているようだ。
日本企業をリードするトヨタも業績の回復や物価上昇を加味して、過去最高のベースアップをするし、流通産業のなかでも小売業界をのぞけば、概ねどこも良い回答になっている。
日経新聞のまとめた直近の「社長100人アンケート」では、国内景気が「緩やかながら拡大している」とする経営者が4分の3だった。
昨年末に比べると大きく景況感が上回り、改善が顕著だ。設備投資・合併・買収などに投資する経営者も多くなっている。
政府も昨日、3月の月例経済報告で景気判断を8カ月ぶりに上方修正した。
消費税アップ後に危うかった景気が、なんとか上向きになってきたと判断したのだろうか。
といっても中小企業の多くや非正規雇用者にまで、それが感じられないうちは本物ではないけどね。
しかし平均株価もなんだかんだ言って15年ぶりの高値だし、2万円台が射程に入ってきた。
失業率も17年前の水準まで下がっていて、有効求人倍率は23年ぶりの高い水準になっている。
それからワールドメイト的には絶対にやっちゃいけない自殺の件数も、最悪の2003年に比べると、1万人近くまで減るペースだ。
ということで、もう一息でなんとかなりそうな気がするんだけどね。
あと、ややワールドメイト風な話題になるのかもしれないけど、景気に関する面白いデーターがある。
プロ野球の広島カープの成績と、景気の良し悪しには関係があるという説がそれ。
詳しくはこちらを見てね。
まるでギャグのような見出しだけど、簡単にいうと広島というチームは、1950年の創立以来1974年まで25年間、一度だけ除いて万年Bクラス、それも最下位がわりと多いチームだったそうだ。
そんなチームが、1975年に山本浩二選手や衣笠祥雄選手らの活躍で念願の初優勝をかざる。
ちなみにこの年から赤いヘルメットに替え、赤ヘル軍団となったそうだ。
以来、セリーグの万年Aクラスとなり、1991年に6度目の優勝を飾るまでの17年間が、赤ヘル黄金時代と言われているそうだ(この間2度Bクラスあり)。
問題はこのあとで、1991年から2012年まで、ほとんどがBクラスに逆戻りしている(1994−1997はなんとかAクラス入り)。
しかしながら、2013、2014年は、またAクラスに入ってきた。
さらに2015年は黒田投手の加入で、いっそうの上位が期待されている。
ということでバブルがはじけて以来、1992年からGDPは横ばいとなり、94ー97年と少し持ち直すも、再び98年からマイナスになり、さらにデフレ、リーマンショックという厳しい時代を迎えている間は、広島も低迷している。
ところがデフレ脱却の機運が出てきた2013年から、Aチームに返り咲くという偶然のような符号により、そんな説をいう人が出てきたようだ。
たしかによく見ると、1991年以降はチームの成績と連動しているかのように見えなくもないよね。
ちなみに広島カープは、1989年から「宮島さん」という、「宮島さんの神主が おみくじ引いて申すには 今日もカープは 勝ち 勝ち 勝ち 勝ち〜」と歌う、古い応援歌をとりいれたらしい。
宮島といえば、厳島神社がある神います有名な島だけど、ワールドメイトで聞いたところでは、経済再生の神様でもあるとのことだ。
そういうことであれば、あながちトンデモ説として片付けられない気もしてきた。