総勢104名が参加した、日本男子ゴルフツアーの選手たちで争われるISPSハンダマッチプレー選手権も、いよいよ準決勝、決勝を残すのみとなった。(3位決定戦、5位タイ決定戦もあり)
こちらが準々決勝まで残った8人のゴルファーたち。
そして、その中から勝ち残ったのは以下の4人。
ベスト4(片山晋呉、高山忠洋、H・W・リュー、趙炳旻 )
8月の1回戦から数えて、すでに5回の勝利を重ねてきたのがこの4名。3回戦から出場した8名のシード選手は、全員が姿を消している。
下克上のサバイバルゲームを勝ち抜いたこの4人の中から、優勝者が決まるわけだけど、日本選手、韓国選手がそれぞれ2人づつ残った。
これは面白い展開かもね。
もともとゴルフプレーヤーのことは、ぜんぜん詳しくないけど、高山忠洋というゴルファーは、今回初めて知った選手だった。でも、今年39歳ということなので、すでにベテランの年季を持つプロだ。
スゴいのは、2014年から2016年の予選通過率が9割を超えているらしい。安定した崩れない選手なんだろうね。
一昨年の賞金王金庚泰を下した海老根文博、最近ISPSアンバサダーになったニュージーランドのマイケル・ヘンドリーを下してのベスト4進出だ。
そして、準決勝で対戦するH・W・リューという韓国選手も、あまり知らない選手だけど、直近のフジサンケイクラシックでは、3人によるプレーオフを制して優勝している。
その勢いそのままに、ホストプロの谷原秀人、そして今平周吾と、シード選手を次々撃破してのベスト4進出だ。
もう一方のブロックでは、昨年の賞金王池田勇太を破って、趙炳旻がベスト4に進出。
このゴルファーも初耳だったけど、昨年から日本ツアーに参戦し、デビュー戦でいきなり優勝した選手だそうだ。まだ、20代で、これからの選手のようだ。
マッチプレーというのは強豪選手が早々と負けてしまうことがあるので、テレビ放映向きではないとか聞いたけどね。確かに今回を見た限りでは、そんな感じもするけどね。
でも一般的には無名に近くても、一人でも多くのゴルファーにチャンスを与えるという深見東州(半田晴久)先生の考えもあるだろうから、これはこれで、マッチプレーの面白いところかもしれない。
思わぬ伏兵が勝ったり、ストロークプレイにはないような番狂わせがあるから面白いのかも。
それでベスト4の最後の一人は、これは自分でもよく知っている片山晋吾だ。
最近は深見東州先生のミスズの時計のイベントにも参加していた。
そこで、深見東州先生の強運を読んでいたことをバラしていた笑。半田晴久会長と同一人物とは最近まで知らなかったようだ。
なんだか、それで妙に親近感を持ってしまった。
その片山晋吾さんは、今回のプロアマでの楽しそうな写真をインスタにアップし、ネットでも話題になっていた。
お久しぶりです片山プロ😂💓
今日はISPSハンダマッチプレー選手権のプロアマ大会に初参加でした!千葉で開催され、千葉県出身としては嬉しい限りでした✨
それにしても、片山晋呉さん本当に優しく楽しくてもう最高な1日だったー😆片山さんのインスタに私の動画載ってるよ!みてね😂笑 pic.twitter.com/Qraza5TD0a
— 山内鈴蘭 (@suzuranchan1208) 2017年9月5日
プロゴルファー片山晋呉さん「山内鈴蘭さん アイドルなのにこのスイング‼メッチャ飛ぶ❗」 https://t.co/BW93c818gN pic.twitter.com/RV4VSb1y69
— SKE48まとめろぐっ! (@ske48matomelog) 2017年9月5日
下のインスタのトークは、最近の晋吾さんのツボみたい。他にも、なかなか楽しくて面白いものがたくさんあった。
それからバックで喋っている方は、もしかして・・。全く話を聞かなくて盛り上がってるし笑。
ゴルフの試合とは関係ない動画だけど、見かけよりも、すごく面白い人みたい。深見先生とも気が合いそうな。
水落プロ沖縄 片山晋呉のナイスフォロー#とんねるず
. pic.twitter.com/BKYauI2kzr— 【厳選】皆さんのおかげでした☆ (@mina3_okage) 2017年8月31日
実は、その片山晋吾さんは、4回戦で20歳近く若いソンヨンハン選手と、歴史に残る大激戦を繰り広げていた。
今回のマッチプレーでは、18ホールで勝負がつかないときは、勝敗が決するまで、延々とエクストラホールでプレーするそうだ。
しかし、それがなんと9ホール目まで行って決着がつくという、計27ホール、始まりから6時間半にも及ぶ死闘になったそうだ。
それで勝ったときは、賞金王5回獲得のさすがの猛者も、優勝したかのような喜びようだったそうだ。
27ホールの死闘制す 片山晋呉「幸せでした」ーGDOニュース
「優勝以上でしょう、これは…。長いことやっていてこんな経験はない」。最強アマチュアだった学生時代、果ては海外で何度も経験してきたマッチプレーを振り返っても、自身のキャリアでナンバーワンといえる激闘だった。「どちらが勝ってもおかしくない。次のホールまで行っていたら、ヨンハンが勝ったんだと思う。ちょっと僕の方が経験が多い分、冷静に考えられたかもしれない」
午前9時40分に始まったマッチが終わったのは午後3時22分。途中補給したのは、水分とバナナ半分だけ。プレー中は忘れられた持病の腰痛も「これから来るでしょう」と覚悟したが、胸には爽快感が突き抜ける。「この年になってこんな経験ができるなんて、幸せだなと思っていました。44歳で26歳の選手とこんな戦いができるスポーツはゴルフだけ。勝っても負けても、やっている時間がとても楽しかった。こういうところでやれることが幸せでした」
その時の喜びのシーンがあまりに印象的で、ネットでたくさん取り上げられていた。
時系列で見ると、こんな感じかな。
27ホールの死闘制す 片山晋呉「幸せでした」#片山晋呉#ソン・ヨンハン#ISPSハンダマッチプレー選手権(3回戦・決勝)
#ゴルフ #GDO https://t.co/5Drj3FkHeA— GDOニュース (@GDO_news) 2017年9月7日
ブログ更新しました。 必見!ゴルフ好きさん集まれ~! : 片山晋呉エキストラ9H8強「一番おじさんなのに」 https://t.co/KMDB1t6M2c pic.twitter.com/mkx8d4X1sj
— kumasan (@kumasan_0901) 2017年9月8日
片山晋呉「歴史に残る」ドヤ顔自賛…死闘6時間27Hを制しベスト8 https://t.co/9eKf98iWiw #スポーツ新聞 pic.twitter.com/6QqQ5sCIib
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2017年9月7日
片山晋呉“44歳の老体”にむち打ち27ホールの激闘を制す!(ゴルフ情報https://t.co/zKJmLxlNuk) https://t.co/3OKHOUtkTI
— 毎日ゴルフ三昧 (@golfzanmaievery) 2017年9月7日
片山晋呉が死闘27ホール!宋永漢を1UPで制す https://t.co/zVlOTZ9QX3 #スポーツ新聞 pic.twitter.com/is5PNixSfw
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2017年9月7日
なんだか、今回の試合の話題を一身にさらっている感じもするけど、続く準決勝では、打って変わって14ホールで勝負がついていた。
スパイクマークにも感謝 片山晋呉、27ホール翌日は14ホールで4強入りーGDOニュース
「きのうあれだけ頑張ったから、(神様が)早く終わらせてくれたのかなあ」と幸運に感謝した。
腰などに慢性的な痛みを抱える片山だが、今年はここまでスタート前にはマッサージを行ってこなかった。それがソン・ヨンハン(韓国)とのエキストラ9ホールに及ぶ激闘から一夜明けたこの日は、トレーナーを呼ばざるを得なかった。だからホールアウト後のコンディションも「寝ろと言われたら、ここで寝られる」と苦笑いするほどだ。
「マッチプレーは毎試合、常に優勝争いをやっている感覚。選手のレベルを上げるのには非常に良い。“あの感じ”と一緒なんだ。勝負にこだわるというか…。それを若い選手にも経験してもらえるのがありがたい」と話すのが、通算30勝の永久シード選手だから現実味がある。「経験と歳は僕が一番とっている。それを良い方向にいかせたい」。今季初勝利まで、あと2つだ。
明日からは、アメーバのFRESH!で、その熱戦がライブで見れるよね。
朝、9時25分から始まるよ。