ワールドメイトっぽい日々

73年間、イギリス王室を支えたフィリップ王配逝く

ドラマ「ザ・クラウン」を見ていたせいか、フィリップ王配が亡くなられたことを聞いて、なんだか寂しい気持ちになった。

イギリスのロイヤルファミリーは、故ダイアナ妃のことは好きだったけど、あのドラマを見るようになってからは、エリザベス女王とフィリップ王配のファンになってしまった気がする。

深見東州先生が、いろんな慈善活動を通じて、ロイヤルファミリーの人たちと交流を持たれているからね。それもあって、「ザ・クラウン」というドラマを見はじめたけど。

 

フィリップ王配の最後は尊厳死というのか、死期を悟られていたのか病院に戻ることなく、最後はウィンザー城でエリザベス女王と過ごし、息を引き取られたらしい。

ライブ配信で葬儀を見たけどね。イギリスらしいというのか、荘厳で丁重な葬儀だったけどね。

深い哀しみの中にも、これまでの貢献と忠誠を讃えるような葬儀で、安らぎを感じさせる葬儀だったように感じた。

 

ウィンザー司祭デイヴィッド・コナー牧師と、カンタベリー大主教ジャスティン・ウェルビー牧師によって執り行われた葬儀は、長い説話も無く、4人の聖歌隊が聖歌や国歌をコーラスしたり、スコットランドの伝統楽器バグパイプの演奏など、音楽の時間がむしろ多かった。

 

デンマークの国章、ギリシャ十字、エディンバラ城、マウントバッテン家の縞模様が描かれたフィリップ殿下個人の旗(公式の旗)で覆われた棺の上に置かれた、ジョージ6世に与えられた軍帽と軍刀と、エリザベス女王がセレクトした花

 

ウィンザー城セント・ジョージ礼拝堂で行われた葬儀への参列は、王室の近親者とフィリップ王配(エディンバラ公爵)の親類だけの30人に絞られて行われていた。

ウィリアム王子とハリー王子も、久しぶりに顔を合わせて話をする姿が映っていたけどね。

メーガン妃とのことなどが原因で、いろいろ不仲説もあるようだけど。

兄弟が別々の道を歩み始めたのは残念な気もするけど、この先も仲良く協力してやれるといいけどね。

 

深見東州先生も、ウィリアム王子とはTuskの活動で協力し、ハリー王子とはインヴィクタスゲームズやレソト王国でのエイズ感染抑止で協力されてきた。

最近は、チャールズ皇太子とも協力されているようだし、先日の深見東州バースデー個展の開幕式では、チャールズ皇太子からの長文の手紙も拝読されたそうだ。

 

ハリー王子からも、ビデオメッセージでお祝いが届いていた。

直接会われているから、二人の王子がとても純粋な心で、社会貢献活動に熱心なことなども聞いていた。

きっと、二人の関係が以前のような良い仲に戻ることを、日本人の中で誰よりも願われているかも。

 

 

 

ドラマを見るとよくわかるけど、君主としての女王の立場と、その女王の配偶者である王配の立場の違い、あるいは女王の妹のマーガレット王女との立場の違いが、とても興味深く描かれている。

その関係には、さまざまな葛藤があったことを思い知らされるドラマになっている。

 

だから、ハリー王子の、ウィリアム王子との立場の違いからくる思いも、エリザベス女王もフィリップ王配も、よくわかっているんだろうなと思う。ハリー王子とフィリップ王配は、とても仲良いと言われていた。

しかしフィリップ王配は、はじめのころこそ屈辱や迷いもあったと思うけど、長らくイギリス王室を守ることに全力を尽くしてきた。

女王とともに私事よりも義務・公務を優先してきた人だけに、ハリー王子の結婚後の行動には、衝撃を隠せなかったようだけどね。

 

イギリス王室に入るのがどういうことなのか、庶民の自分らには全く関係ないことだけど、だからこそ興味を惹かれるのかな。

そんな王室の人たちと、とてもフレンドリーなお付き合いができる深見東州先生にも、改めて感心してしまうけどね。

信用や社会的実績はもちろんだろうけど、あらゆる教養と知性とユーモアが備わっていないと、深く入っていけない世界だなと感じるから。言語力も必要だし。

 

 

エディンバラ公爵フィリップ王配

1921年にギリシャのコルフ(ケルキラ)島で、ギリシャとデンマーク王子の称号を持つアンドレアスと、 アリス・オブ・バッテンバーグ(英語読みはマウントバッテン)の息子として生まれる。

ギリシャでクーデターが起きたため、国を追われ、家族とも離れて不遇な幼少期を過ごし、イギリスの寄宿舎学校に入ることに。

エリザベス女王とは、女王が13歳で海軍兵学校を訪問した際に、案内したのが馴れ初めで文通がはじまる。叔父のマウントバッテン卿が仕組んだことだけどね。案の定、女王は5歳年上のフィリップ王配をとても気に入られる。

その後、王位継承権と爵位を捨て、姓を母方のマウントバッテンに変え英国民として帰化する。

1947年、女王が21歳になって結婚する。国王ジョージ6世の突然の逝去により、25歳でエリザベス女王が即位したあとは、海軍を退役することに。

しかし共同統治者としての地位は与えられず、姉がドイツ人で元ナチス男性と結婚していたこともあり、王室内での立場は当初、かなり厳しかったようだ。

しかし、エリザベス女王からの助けと愛情もあり、今日まで妻である女王に忠誠を誓い、無くてはならない存在として激務を支えられてきた。

ちなみに、エリザベス女王もフィリップ王配も、ヴィクトリア女王の血を引く、高祖父母が同じ(みいとこ)の関係になる。

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