深見東州先生の公益活動や平和への貢献

世界オピニオンリーダーズサミットで、ハーパー元首相の話を聞いて思ったことは

先週開催された、世界オピニオンリーダーズサミットに、ワールドメイトの友人と行ってきた。

今回のメインは、やはりカナダの元首相で、保守政党の全世界的連合組織「国際民主同盟」の議長を務める、スティーブン・ハーパーさんの基調講演だったかな。

 

ここ十数年の世界での潮流について、最初に話されていた。

大きく2つのことについて、技術革命と経済のグローバル化のことを取り上げられていた。

断片的にしか思い出せないけど、AI や、テクノロジーの発展は、一面で分断や破壊も生んでいて、政治も影響を受けているという話もされていた。

経済に関しては、富が世界に広がり、15億人が貧困から脱却することができた反面、格差が広がっているというお話もされていた。

 

また、中国の台頭と、ポピュリスト対エリート、という2つの大きなトレンドが生じていること、また、トランプ大統領と習近平国家主席のことについても話されていた。

短い時間に、かなり多くのことについて語られていたので、すごくためになるお話だったけど、もう一度聞き直さないと消化できない感じだけどね。

 

 

 

今日はその話を聞いて、テクノロジーの進化によって生活が変わり、便利になったり、人と人との新たな繋がり方に、大きな変化と広がりがうまれたりした反面、分断を生み、政治にも影響を与えていることについて、最近のニュースから思ったことを少しだけ書いてみたい。

 

2011年からのアラブの春では、ツイッターやフェイスブックというソーシャル・ネットワーク・サービスの活用が、反政府運動の参加者の連帯の要になっていたよね。

あっと言う間に情報が伝達され共有できるSNS は、簡単に国境を超え、中東諸国における一般市民のデモによる民主化運動の広がりとなり、独裁政権が次々消滅していくことに多くの人が驚嘆したと思う。

 

しかし、その後のアラブ地域のことは、現在まで続くシリアの内戦を生み、イスラム国(IS)の台頭を生み、他の国も、チェニジアを除いては民主化は長続きしなかったけどね。

シリアの内戦に関しては、大国の代理戦争の様相を呈しはじめ、イスラム国は世界から共鳴者を惹きつけてきたことで、状況は極めて複雑化し、テロ活動の広がりや難民問題など世界的に困難な問題も生じさせることになった。

 

そして、ロシアが本格的に軍事介入しはじめ、米国はシリア政策への迷走が見られ、トルコとクルド勢力の関係を始め、様々な国や勢力の思惑が複雑に絡みあって混迷してきた中で、ロシアやイランの支援を受けたアサド政権が継続する感じになりつつあるけどね。

シリア国民にとっての平和が訪れる日が、少しでも早く来るといいと思うけど、なかなか終結しそうにないよね。

 

話はかなりそれてしまったけど、そんな人と人を結びつける役割を持っているSNSだけど、2016年のブレグジットやトランプ旋風の影には、フェイスブックが得た個人情報を違法に使用し、投票に影響を与える心理的な広告を行なってきた会社があったことが、英国の女性ジャーナリストの調査によって明るみに出ていた。

だからと言って、投票がやり直しになることはないけど、巨大IT企業の個人情報に関するとり扱いが問題視され、現在、様々な規制や改革への流れにつながってきている。

 

 

これまで何気なく使ってきたSNSだけどね。様々な個人の嗜好や傾向などの情報がプラットフォームを通じて集められ、たくさんの人々の細かい情報を高度に分析することで様々なことがわかり、それを活用することで極めて効果的に、ユーザーの行動に影響を与えることが可能なんだとわかってきた。

それが、ユーザーに適合する商品のPRのために使われるくらいなら、問題にならなかっただろうし、むしろ利用者にとっても役に立つこともあるからね。

 

ところが、ターゲットを絞ってユーザーの選挙動向に影響を与えるための広告、それもフェイクニュースを使ってそれを行なっていたために、それは壮大な実験でもあったようだけど、とても大きな問題になるよね。

ただ、その広告のアーカイブはすぐに消えるし、利用者には、どこが広告主かもわからないそうなので、何かおかしいなと思っても、なかなか本当の問題は発覚しなかったようだ。

そんな中、その情報操作を行う会社から、中心を担っていた内部告発者が出てきたおかげで、問題の解明に向けて大きく進展したそうだ。

 

 

違法に個人情報を利用したり、ターゲットを絞ってフェイクニュース広告を流すというのは、どちらもとんでもないことだよね。

ブレグジットに至る国民投票も、大統領選挙も、ほんのわずかの差だったからね。

これは公平な選挙や民主主義の危機だと、調査した女性ジャーナリストは、グーグルやフェイスブックの創業者にも、直接訴えていた。

 

 

 

そのようなことが実際にあったからかどうかはわからないけど、今回のハーパーさんも、テクノロジーの進化は、分断や破壊も生んでいて、政治も影響を受けていると言うような話をされたのかも。

 

SNSで飛び交うヘイトスピーチが、よく問題になっているけど、ヘイトまで行かなくても、意見やイデオロギーの相違からくる対立によって、人々がより分断されやすくなってきたことは、なんとなく感じていたけどね。

それでもSNS や、インターネットの進化により、便利になった面がたくさんあることは言うまでもないことだし、また、ネットで自由に意見を言えるのも良いことだと思っている。

 

ただ、違法なフェイク広告に個人情報が使われるのは勘弁してほしいし、また、いきすぎた批判や攻撃的な発信も、良識の範囲でやらないと、状況が良くなることはないし、憎しみや分断につながる恐れがあるよね。

 

ワールドメイト会員だから言うわけではないけど、宗教に対しては偏見からか、ヘイトスピーチまがいのものも目につくからね。そういうものは無くなってほしいなと思う。

神様や宗教を求めている人に、ネット上でそんな批判や馬鹿にしたようなことを言えば、感情を害するだけで何も良い結果にはつながらないと思うからね。

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